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加藤より竹川・宮坂代表理事 |
竹川理事長より加藤へ |
私は、今年度末で外断熱推進会議の理事を
辞任したいと思っています。その理由はこれ
までお話してきた特定非営利活動法人の運営
における事務局長の独断専行と、それを是と
するような執行部周辺の雰囲気です。 |
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貴殿より2005年3月11日付のメールで送信された質問事項に対して、宮坂氏と相談のうえ、理事長個人の意見を回答いたします。 |
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2003年9月、スウェーデン出発前に内閣府から特定非営利活動法人設立申請を取り下げるよう指示があり、対策を話し合いました。思い出せば外断熱推進会議の活動に前向きになれていたのはあのころまでだったと感じます。当日、食事をしながら堀内氏が「私は共産党の書記長のような事務局長になる」と言ったのを今でも覚えていますが、まさに外断熱推進会議は北朝鮮の「金正日」体制のような状況にあると思います。 |
ところで、貴殿のご指摘は、要約すれば、NPO法人の活動が民主的に行われなければならないところ、堀内事務局長が独断専行し、周囲がそれの翼賛機関に堕しているのではないかとのご指摘だと思います。 まず貴殿が、ご指摘のような心配をして下さることに対し、改めて、この場をお借りしてお礼を申し上げます。 |
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スウェーデン・ドイツ旅行中に外断熱推進会議が設立されると堀内事務局長の独断専行は益々激しくなりました。事務所の移転問題や、彼個人のビジネスと特定非営利活動法人の関係についても個人的な結論が組織のチェックなしに進んでいます。事務局業務を分担していたときでさえ、彼は相談もなく物事を決めていましたが、それだけでなく、自分の独断専行を棚に上げて、私がNPOのサイトに掲載した文章に対しては「個人メールアドレスを掲載し、よからぬことを考えている。」と罵詈雑言を浴びせられました。一昨年11月ドイツからの帰国後、時差ぼけと旅行前後の物事の進捗(全て決定後に知らされたこと)が脳裏から離れず、2週間以上に渡って眠れぬ日を過ごしていました。 この間のことについて彼が先に個人メールアドレスを使ってNPO活動を行ったことなど一部について非を認めたと理解していますが、謝罪の言葉はまったく受けていません。 |
もともと、私が弁護士となりましたのも、日本の社会の民主化に興味があったからです。今までも、家族関係のあり方や地域のゴミ置場の輪番制の問題、そして、ゴルフ場の自主再生問題など、民主主義に関わる問題には率先して取り組むように努力してまいりました。 ところで、民主的な社会を築くためにはどうしたらよいでしょうか。ここに、恐らく、貴殿と私の考え方の違いがあると思われます。貴殿は、独断専行する人間が悪いと決めつけ、その周囲をも簡単に非難しますが、私は、民主主義とは民主的なものにしていく努力、過程であると考えます。この世の中に机上で考えるような民主的な組織、人間関係はあり得ません。これに関わる者が努力して、これを成し遂げていくべきもので、しかも不断に努力を積み重ねていくべきものではないでしょうか。
従って、仮に堀内事務局長に独断専行する事実があるなら、一つ一つを具体的に指摘して、それが独断専行にあたるかをチェックしなければなりません。 |
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設立後の理事会で関連の提案をさせていただき、2004年度理事会の前に竹川理事長、宮坂専務理事と外断熱推進会議の運営に内部チェック機能が必要だとの立場でお話をしようとしましたが、「堀内は外断熱の推進にあたり江本 央の後継者のような人間であり、彼の行動を支援するためにこの非営利活動法人がある」と民主主義社会内部の組織原則とは思えないようなお返事を戴きました。 |
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私は今でも、日本に合理的な断熱を定着させる必要があると考えていますが、その活動は民主主義社会に相応しい開かれた組織に担われるべきです。
理事長の指摘は「経済的に無理でないなら
・・」以下のことに内部の合意があって準備をしていたならば合理的な指摘ですが、夜中に突然訪問され「こう決めた、承知しろ」と通知されたことを全く踏まえていません。 |
そこで、貴殿からの指摘を検討してみます。貴殿が「事務所の移転問題や、彼個人のビジネスと特定非営利活動法人の関係についても個人的な結論が組織のチェックなしに進んでいます。事務局業務を分担していたときでさえ、彼は相談もなく物事を決めていました」と指摘されているのが、それに当たるのだと思われます。しかし、事務所移転問題は、経済的に無理でないなら、出来るだけ国会に近く交通の便の良いところが良いとの考えから、移転を決断したもので、NPO法人の将来を考えたとき、飛躍のための第一歩と位置づけられる選択であり、手続的にも問題はなかったものと思われます |
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ついては、外断熱推進会議のこれまでの運営の仕方と今後の組織のあり方について納得のいくご回答をいただきたいと考えております。お返事を戴けない場合は理事としての再任をお断りし、一部外者として彼の組織運営について公に意見・批判を述べさせて戴きたいと考えています。 |
次に、堀内氏個人のビジネスとNPO法人の関係について、個人的結論がチェックなく進んでいるとのことですが、堀内氏個人のビジネスにはNPO法人は一切タッチしておりません。それは、私が弁護士活動を自由にやり、他の理事も自分の仕事を自由にやっているのと同じです。ただ、私達のNPO法人がそれを主催したり、後援したりするかは、NPO法人の使命として必要と考えれば、これを行なっているにすぎません。決して、相談なく進めているわけではありません。 |
ここまでの内容は公開質問に準じるものと考えてください。竹川さん、宮坂さんにはご迷惑かと思いますが、私としても外断熱推進会議にはそれなりの思い入れがありました。
私自身がけじめをつけるためにも関係者の皆さんに自分の考え方をきちんと表明したいと考えています。 |
以上は、手続や形式的面からの回答ですが、恐らく、貴殿が言いたいのはそのようなことではなく、堀内氏の発言がNPO法人の中で強い影響力を持ちすぎているので、それを少し押える必要があるとのことではないかと思います。 |
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その後、堀内事務局長が「NPOを支援するなら堀内個人の生活を支援して欲しい、理事長、専務理事は定職を持ち、加藤は資産がある」と参加企業に依頼したことが判明し、竹川理事長に「個人のビジネスとNPO活動を混同するものではないか?」と見解を求めたが返事をもらえていない。 |
また、そのことが「『堀内は・・・江本央・・・のような人間であり、彼の行動を支援するためにこの非営利活動法人がある』と民主主義社会内部の組織原則とは思えないようなお返事を戴きました」といった文章に連なるのではないか、と推測いたします。
そこで、この点についてお話ししたいと思いますが、まず貴殿に申し上げておきたいことは、「彼の行動を支援するために・・・ある」と私は申し上げておりませんので、念のため、ここに私の考えを再度、申し述べます。
即ち、堀内氏のアイディア、運動方針等がNPO法人の発展のために今のところ有益であるため、これをNPO法人が主体的に取り入れているわけで、何でも堀内氏に賛成するわけでもなければ、堀内氏の個人的なビジネスを後押しするつもりはありません。
現在、NPO活動に専従できる人間は限られております。私も弁護士をやり、貴殿も建築士として忙しい毎日を送っているのではないかと推察いたします。また、このNPO活動が社会的に有意義な活動であるとの認識では、貴殿と私は一緒ではないでしょうか。だからこそ、私もNPO活動に関わり続けているわけです。しかし、どうしても専従する者の意見が専従しない私達より強くなることは必至です。それが堀内氏の言動を中心に営まれる遠因と言えます。もちろん、私もそれが歯止めなく強くなってはいけないと考えますが、今までのところは、堀内氏も手続を踏んで行動しており、内容的にも賛成できる企画ですので、これを採用しており、決して独断専行とは言えないと思います。
以上のように考えますが、貴殿の心配は全ての団体に普遍的に存在する問題ですので、これからも気を付けて行動していきたいと思います。
なお、貴殿の理事辞任の件ですが、これはやむを得ないかと私も考えております。いくつか匿名の文書やメール等がNPO法人の関係者あてに届けられ、堀内氏の独断専行や経歴問題を告発しており、これが貴殿によるものではないかと指摘する者さえ出て来ております。
もちろん、私は貴殿を信頼しておりますので、よもやそのような事はないと思いますが、一度現執行部とは一線を画してみることも一つの身の処し方かと思います。
そして、今後とも外断熱建物が普及すべく、共に知恵を出し汗を流し合っていきたいと思いますので、時期が到来するのを待ちたいと願っております。
ところで、今後は「一部外者として彼の組織運営について公に意見、批判を述べさせて戴き」との一文が気になりましたので、一言申し上げます。「彼の」問題について意見があれば、私にまず申し出て下さい。「公に」議論するのは、もっと発展的な問題について行なった方が、貴殿の立場を崇高なるものに出来るのではないかと、老婆心ながら思うからです。
最後になりましたが、個人的には、今まで通りお付き合い賜わりたく、お願い申し上げまして、私の回答とさせていただきます。
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