|
防湿層の位置についてご質問をいただきました。「断熱材の室内側に」と「室内側表面から熱
貫流抵抗値のおよそ1/3屋外側に寄った位置に」を図で示すと次のような違いになります。

|
「室内側表面から熱貫流抵抗値のおよそ1/3屋外側に寄った位置に」
|

上に示したふたつの断熱方法のうち下のように防湿シートの室内側にも断熱材を入れる断熱方
法を付加断熱と呼んでいます。
このふたつの断熱方法で夏の結露に対してどのような違いがあるかを定常分析図で比べて見ま
しょう。
|
まず「断熱材の室内側に」気密・防湿層がある場合です。
|

|
上の図は28℃近い露点温度を持つ外気が室内側面材の裏側で低温になった気密・防湿
層に触れるとそこで結露を起こす恐れがあることを示しています。
|
|
次に「室内側表面から熱貫流抵抗値のおよそ1/3屋外側に寄った位置に」気密防湿層
を設ける場合、つまり気密・防湿層の室内側に付加断熱をする場合です。
|

|
屋外側に近づいた気密・防湿層の温度は前の例に比べて2℃ほど高くなるので結露リス
クを小さくすることができます。
|
|