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日本の夏は高温多湿です。そして日本の冬は低温高湿な北海道と日本海側、低温低湿な太平洋側、亜熱帯気候の沖縄などに大別されます。
断熱技術は北欧やカナダなど寒冷地から普及が始まりました。気密・防湿層、通気層など今では断熱の常識とされている技術の多くが寒冷な北欧やカナダで発達してきました。
寒冷地では断熱技術の欠陥は直ちに結露やカビの発生に繋がります。充分な断熱がなければ生活を維持できない寒冷地で断熱技術が発展してきたことにはそれなりの理由があります。
しかし、北欧といわずヨーロッパ全土やカナダでは、夏に冷房を必要とする地域はほとんどありません。
日本各地の気温−降水量と、欧米の気温−降水量をクライモグラフで比較して見ましょう。
日本では梅雨に150〜200mmの降雨量を記録するほか日本海側では冬にも月当たり 200mmを超える降雪(降雨量換算)が観測されます。ヨーロッパやカナダではベルリンで唯一月当たり雨量が 100mmを超えるだけなのと比べて、日本の降雨量の多さは特筆ものでしょう。
気温でも、下の表ではマドリードの月間平均気温の最高値が24℃台を記録していますが、ほかは月間平均気温の最高値は20℃以下になっていて、夏の気温は日本の5月ごろの気温になっています。 |