3-4-4 木造建築物の断熱 (4/10)
木造建築物の断熱
断熱計画を考える前に 木造建築物の断熱 充填断熱と外張断熱 ・充填断熱−外壁の断熱 ・間仕切壁ー気流止め
面材の透湿性能 ・通気層、気密・防湿層、防風・透湿層 床・基礎、天井・屋根の断熱 ・外張断熱−外壁・間仕切り
枠組壁工法 ・働かない断熱材 ・より高い断熱性能を求めて

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間仕切り壁の気流止め
 在来木造工法の間仕切壁は、床下から1階天井裏へ、2階床下から小屋裏に通じています。外壁の
気流止めをしても間仕切りの中を床下から小屋裏まで冷気が流れたのでは、(間仕切壁の中を外気が
流れるので)外壁に断熱材を入れた意味がなくなってしまいます。

 冷気の入る床下・小屋裏と間仕切壁が接する部分では下の図に示す位置に気流止めの措置が必要に
なります。



 日本建築学会の断熱工事標準仕様書では、気流止めの設置方法と通気量・熱損失量には下の図のよ
うな関係があるとされています。単位が壁の長さあたりなのか、気温条件がどのようなものかなどは
っきりしない点があるので、参考程度にご覧ください。

 通気量が減っても小屋裏に逃げる空気の温度が高くなるので、熱損失量は通気量に比例しません。

 暖房期間中、気流止めのない間仕切りの中にある空気は外気温度に近い床下から上昇してきた冷た
い空気です。こんな間仕切壁に接して押入があり、布団が詰め込まれていたと想像してください。
 壁の表面は外壁と同じように冷たくなり相対湿度が上昇します。結露しなかったとしても布団の綿
は平衡含湿比まで水蒸気を吸い続け重く冷たくなり、カビも生えます。



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