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高断熱・外断熱のライフスタイル

住まいと健康 結露・カビ・ダニを防ぐには(低断熱VS高断熱)


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付5RC外断熱工法と
付6間違いだらけの外断熱に
 
 
カビについて
 カビやきのこは胞子で増殖し、菌糸を伸ばして繁殖し総称して「真菌類」と呼ばれます。
 真菌類はあらゆる有機物をエサとしすることができ、彼らの生育条件を満たすところならどこに でも発生します。
 「古代からの枯れ木や動物の死骸を分解し土に戻してきたのは彼らの働きによる」と言っても言 い過ぎではありません。
 カビの胞子は無菌室など特別な空気浄化システムを持つ部屋以外、空気中どこにでも浮遊してい ることから「常在菌」と呼ばれます。

 実際に家の中にカビが生えていれば屋内の浮遊胞子の数も増えますが、一般には浮遊胞子数は屋 内よりも屋外の空気に多く、浮遊よりも土壌の中で眠っている胞子の方がはるかに多いということ です。
 土壌に含まれる栄養(肥料)成分のほとんどがカビによって分解された有機物ですから、土壌中 にカビの胞子が多いのは当然でしょう。

 カビの仲間の中には人間に有益な副産物を作り出すものがあります。納豆、味噌、醤油、チー ズ、酒、酢、医薬品(ペニシリン)などを作り出すカビは人間の生活の役に立っています。鰹節な どもカビ付けしたものは高級品として知られています。
 日本人は高温多湿な環境の中で菌類の力を借りた醸造・醗酵食品に親しんできたため、あまりカ ビに対する嫌悪感がありません。
 ヨーロッパ人は総じてカビに敏感な嫌悪感を持っています。ツタンカーメンの墓の発掘にあたっ た当事者全員が原因不明の死を遂げ「ファラオの呪い」と恐れられたのも「アスペルギルス」属の カビ毒が原因だったことを含め「カビは忌避すべきもの」という考え方が定着したのでしょう。

 きのこに有用なものと毒になるものがあるように、カビにもそれ自体があるいは副産物が人体に 毒になるもの、人体にも寄生するものがあります。
 人体に寄生するカビで皆さんが良く知っているものは水虫・たむしを惹き起こす「白鮮菌」で す。体の表面に生えるカビが惹き起こす疾病は「浅在性真菌症」と呼ばれそれほど深刻ではありま せんが、肺や脳にカビが繁殖する「深在性真菌症」は治療が困難な病気です。

   コンクリート建築物の湿潤な床下に生えたカビ(漏水あり) (2005/10/12撮影)
※ 上の写真「カビ」の例として掲載しましたが上から垂れ下がっているのはカビではなく代表的
な木材腐朽菌のひとつ「イドタケ」であることが判明しました。

 以下の解説に「木材腐朽菌」を加えました。(2005/11/22)


カビの分類

分     類
主な性質と人に与える危害
湿 [クラドスポリウム]
(クロカビ)
 住宅の内外のいたるところにいる。黒色のカビをみたらほとんどが
このクラド・スポリウムと考えて良いほど多い。特徴は、高温、低
温、乾燥にも強いこと。アレルギー疾患の原因になる。
[アルテルナリア]
(ススカビ)
 自然界に広く分布しており、色は黒色。建物の塗装面やビニールク ロスからもよく検出される。プラスティックを好物とし、シャワーカ ーテン、ホース、ゴム手袋、風呂場のスノコや椅子の裏側によく発生 する。
 クーラー内部のプラスティック面にも発育し、冷気とともに胞子を まき散らし、喘息の原因になる。
[オーレオバシディウ
ム]
(黒色酵母)
 自然界に広く分布し、太陽光線にも乾燥にも強いカビ。温地の土 壌、汚水のほか、住宅内では風呂場、台所など湿気の多いところに発 生し、ぬめりを起こす。また胞子を吸入すると過敏性肺炎の原因にな る。
[フォーマー]  生育の旺盛な黒褐色、黄褐色のカビ。土壌、農産物、食品場、乳製 品工場、住宅内の水まわりなどからも多く検出される。
[フザリウム]
(アカカビ)
 農産物を汚染するカビ菌。しかし、土壌、河川、汚水、空中、室内 にも広く分布。色は赤紫、赤ダイダイ、ピンク、黄、褐色、白など、 赤っぽい色の色素を出すものもあり、アカカビと呼ばれる。角膜真菌 症の原因となる。
[ムコール]
(ケカビ)
 水分の多い土壌や河川周辺の植物について生息する。住宅内では風 呂場や洗面所、台所の壁からよく検出され、また果実や野菜などにも よく発生する。
[ペニシリウム]
(アオカビ)
 地球上のいたるところに広く分布しており、200種以上の種類があ る。色は白、グレー、ピンク、黄緑、グリーン、ブルーとさまざま。 有効利用としてペニシリンを生産するカビ菌もある。このカビの中に は、マイコトキシン(カビ毒)を生産するものもあり、肝臓ガン、腎 臓ガン、肝硬変などの原因となる。
[アスペルギルス]
(コウジカビ)
 日本では古くから味噌、醤油を造る有益なカビと考えられている が、アフラトキシンという肝ガンを引き起こすカビ毒を産生するもの があり、欧米ではアスペルギルスは最も危険なカビと考えられてい る。
 ツタンカーメン王の墓を発掘した関係者全員が死亡した「ファラオ の呪い」の正体はアスペルギルスだったという。
 自然界に広く分布しており、色は白、黒、黄などがある。
 医薬品(ジアスターゼ)や酵素の製造に利用される。
[トリコデルマ]
(ツチアオカビ)
 低温(5℃〜6℃)でも繁殖するため、発育は適温(28℃)でなく ともきわめて早い。食品の変質や汚染が早いため注意を要する。繊維 質や木材、紙、クロス表面、畳、エアコンや加湿器などから多く検出 される。
[リゾプス]
(クモノスカビ)
 くもの巣様に生え、水分の多いところに発生しやすい。低温(1 0℃以下)でも発育する好冷菌。室内のほこりの中からもよく検出さ れ、パン、野菜、穀物、果物にも発生する。


カビの生育条件

要因
条     件
水分  相対湿度65%〜80%以上(カビの種類によって異なる)
酸素  カビの胞子が着床しても酸素がなかったら発芽できない
栄養  有機物(じゅうたん・畳・ホコリ・手アカ・フケ・ダニの死骸など)
温度  20〜28℃をもっとも好む

 カビの生育条件は私たち人間の好む環境と似ています。カビの発生を防ぐために酸素を取り除く ことはできませんし、温度を20℃以下または28℃以上に保つことも現実的ではありません。カ ビの栄養原になる有機物を完全に取り除くこともまたむずかしいことです。
 したがって、相対湿度を65%以下に保つことが最も確実なカビの予防策です。

 しかし、私たち人間にとっても適切な湿度が必要です。冬、室内の湿度が40%を割るとインフ ルエンザの発症率が急激に上がると言われ、肌に適当な湿度は50〜60%とも言われています。
 ある部屋だけを暖房して室温20℃・湿度60%に保ったとき、非暖房室や押入などで気温が15℃の ところがあればその部分の湿度は80%に上昇し、12℃のところでは湿度が 100%になって結露が始 まります。
 同じ部屋で暖房を切り室温が下がったときも同じように湿度が上昇します。

 室内の温度差は断熱性能の低い家ほど、局所間歇暖房をする家ほど大きくなります。
 場所や時間によって温度差が大きい家では居住室の相対湿度を低めに保たないと低温部分(低温 時間帯)の相対湿度が上昇してカビが生えやすくなります。


木材腐朽菌の分類

分 類
被害症状 発生予防対策
褐色腐朽菌 イドタケ  木材中のセルロース、ヘ
ミセルロースを分解し、褐
色のリグニンだけを残す。
 腐朽菌は酸素・栄養分・温度・水 分を必要とする。 5℃〜35℃で繁殖 するので温度の調整や、栄養分とな る木材・および酸素を取り除いて発 生を予防することは不可能。
 腐朽菌による腐れから守るために は、結露や漏水を予防すること、防 腐剤処理により木材を保護すること が有効。 
ナミダタケ
白色腐朽菌 カワラタケ  リグニンを好んで食べ、
白色のセルロース、ヘミセ
ルロースを残す。風雨に曝
される、日当りのよい屋外
木部(羽目板、ぬれ縁、板
塀、窓枠など)に多発。
カイガラタ

褐色腐朽菌 (イドタケ)


ダニの分類

分 類
成長期間
発生環境
被害症状 発生時期 体長
チリダ

(ヒョ
ウヒダ
ニ)
約1ヶ月 湿度60%以上
皮膚や垢を食べ
アレルギー性喘息
鼻炎 眼炎
アトピー性皮膚炎
 ダニ数のピーク7〜9

被害は春と秋
0.2〜1.0
ツメダ
2週間 湿度70%以上
ダニ昆虫を食べ
アレルギー性皮膚

(刺咬症)
7〜9月 0.2〜1.0
コナダ
約10日
湿度70%以上
カビ食品を食べ
 6〜8月上旬、但し湿
度の高い家では冬季も発
ニクダ
約2週間 湿度70%以上
温度15℃以下
カビ食品を食べ
 12〜3月
イエダ
ねずみに寄生
0.5〜1.0


ダニの生育条件

要因
条     件
水分  相対湿度60%〜80%
栄養  フケ・食べカス・カビ・ハウスダストなど
温度  20〜30℃


結露・カビ・ダニを防ぐには(低断熱VS高断熱)

 結露・カビ・ダニの発生は互いに深く関わっています。結露が起きる家ではカビやダニの生育に適 した高湿度な部分が発生します。カビがダニの、ダニの死骸がカビのエサとなって循環的に発生を 続けます。

 またたとえ結露がなくても80%以上の相対湿度が1日3時間以上継続的に続けばカビが発生す ることがドイツのフラウンホーファー建築物理研究所の実験で確かめられています。

 従来の建物では暖房室内部でも室内に5℃程度の温度差があります。非暖房室まで含めた温度差 が10℃を超えることも珍しくありません。
 暖房室の平均気温を20℃、相対湿度を60%とすると、17.5℃の床付近では相対湿度が7 3%と13%も湿度が高くなっていて、15.5℃になると相対湿度が80%に達します。さらに 温度が下がり12℃付近で結露をはじめます。

 カビを防ぐには朝夕窓のガラスの縁が結露でうっすらと曇る程度以上に湿度を上げないことがバ ロメータになります。建物の建つ地域の最低気温、断熱性能によって室内湿度の管理目標値は異な ります。

 参考として全館連続空調の高断熱住宅では相対湿度が60%を超えても建物にカビが発生すること はありませんが、局所間歇暖房の低断熱住宅では相対湿度を30%以下に抑えてもカビの発生を完全 に防ぐことはできないでしょう。

 カナダ政府が室温20℃の部屋で複層ガラスに結露させない相対湿度として推奨している数値は次 のようなものです。
外気温度の最低値 相対湿度 室内露点温度
-30℃以下
15%
-11.0℃
-30〜-24℃
20%
-6.3℃
-24〜-18℃
25%
0.3℃
-12〜-18℃
35%
2.0℃
0〜-12℃
40%
2.8℃

 日本の気候に合わせてこの数値を補正すると次のようになります。
外気温度の最低値 相対湿度 室内露点温度
-6〜-12℃
36%
3.5℃
0〜-6℃
44%
6.6℃
6〜0℃
53%
9.7℃
6℃以上
64%
12.8℃

 これは断熱性能の高い連続空調建物を前提にしたもので、断熱性能が劣ったり、気密・防湿対策 がおろそかだったり、あるいは間歇空調していたりするともっと相対湿度を低くする必要がありま す。

 結露防止を中心にカビ・ダニの発生を防ぐためにどのような対策が必要かを従来の低断熱住宅と 高断熱住宅を対比しながら考えて見ましょう。


結露防止対策
場所
結露発生の原因
一般的対策
外断熱工法 の家の対策

総合  建物内の温度が水蒸気
の露点温度以下になると
ころで水蒸気が水に変化
する。
 建物内部(防湿層の内側)に温度ムラの少ない家を造 り、最も温度の低いところで相対湿度が80%を超えない よう湿度を管理する。
 室内の低温部が天然の除湿機になって結露を起こす。

台所  ガスが燃焼すると水蒸
気が出る。また、湯を使
うだけでも水蒸気が出
る。発生源近くですぐ排
出する。
 水蒸気が他の居室に広がらないよう、調 理、炊飯、皿洗い後もしばらく換気扇を回 す。
 温・湿度計を常備する
 ガス燃焼機器を使わない(IH機器使用)
 左に同じ
浴室  水蒸気の最大の発生
源。
 水温が高く表面積が大
きい。(コップ2〜3杯
の水が壁面とほぼ同じ表
面積を持つ)
 浴室の仕上材は防湿性
能が高いので排出、また
は拭き取りで屋内への拡
散を防止する。
 浴室壁面のの結露水が蒸発するだけで、床 面積120u室温20℃・相対湿度60%の家 の相対湿度は5〜7%上がり、露点温度も2 〜3℃上がる。狭い家ほど上がりかたが大き い。
 入浴後、浴槽水を排水、壁面の濡れを拭 取、換気扇・窓の開放で水蒸気を排出。
 防犯上窓を閉める時は換気扇を回し、昼間 窓を開放。換気扇のみでは翌日まで回す。
 使用後浴室の扉を締め切る。
 温・湿度計を常備する
 左に同じ
寝室  人の呼吸や汗による水
蒸気発生で、夜間温度の
下がる窓ガラスに結露す
ることがある。
 就寝前に5分程度窓を開ける水蒸気を排出 すると結露が軽減される。
 ベッドやたんす類は壁から5p程度離す。
 温・湿度計を常備する
 温度低下 が大きいと きは暖房を 切らない。
 相対湿度 60%程度ま で安心して 加湿でき る。
 熱損失が 小さいと小 型輻射暖房 機で充分室 温を保て る。
 原則全室 暖房する が、非暖房 室も暖房室 −2℃以上 の温度差に ならない。

暖房
 石油ストーブなど開放
型燃焼機器は発熱時に水
蒸気を放出する。

 発生する水蒸気は灯油
よりもガスを燃焼させた
ときの方が多い。
 加湿するときは湿度を監視する。
 常時換気設備のない建物ではまめに窓を開 け、新鮮外気を取り入れて湿度を下げる。
 エアコン、床暖房、パネルヒーターなど水 蒸気を発生しない暖房器具、屋外排気型燃焼 機器を使う。
 温・湿度計を常備する
非暖
房室
 ストーブなどから発生
した水蒸気は、非暖房室
にも拡散し結露の原因に
なる。
 なるべく広く暖房し、温度差をなくす。
 非暖房室への水蒸気の流入を抑える。
 また、水蒸気を発生しない暖房機の使用が 有効である。
梅雨
時の
居室
 戸外も室内も温湿度が
高く、ちょっとした水蒸
気の発生で結露しやす
い。
 クーラーによる除湿は温度を下げない程度 にする。
 温度が低く湿度が高い時は除湿器または暖 房が有効である。
 23℃ま では暖房を それ以上の 気温では除 湿により湿 度を管理す る。

入・
収納
 北側や日光のあたらな
い家屋の中央部に設置さ
れることが多く、温度が
低く、通風も悪く、高湿
度になりやすい。(特に
外壁に面した北側の押
入)
 収納部品を外壁より数p離し、一杯収納し ない。床にスノコを敷き、通風(暖かい空気 の循環)を良くする。低温時「あんか」を入 れる。
 ふすまを開けて暖かい空気を循環させるの も有効。押入のある部屋の暖房には水蒸気の 発生のない電気式・密閉式器具が適してい る。
 RC外断 熱では特に 対策を必要 としない。
 木造高断 熱住宅では 左に同じ。

家具
の裏
 空気がよどみ、温度が
低く、裏面の壁は結露し
やすい。北側や東・西側
の外壁に面した壁に家具
を置くときは注意が必
要。
 家具の裏側と壁の間を5pぐらい開け、ス
ノコを敷いて床から2p以上開けると空気が
通りやすくなる。

ガラ
スサ
ッシ
 室内側で表面温度が一
番低く、冬期の結露防止
は通常難しい。
 雨戸を閉め、複層ガラスを用いて、ガラス 内側面の温度低下を防ぐ。 結露したらこま めにふき取る。暖房器具を窓側に置き上昇気 流を窓に向ける。ガラスが曇ったら換気す る。  断熱サッ シ+複層ガ ラス使用で ほぼメンテ ナンスフリ ーです。


カー
テン
紙障
 熱は伝えにくいが水蒸
気は通しやすく、窓ガラ
スを低温にして結露を激
しくする。
 カーテンなどはこまめに開閉し、空気のよ どみをなくす。濡れた窓はこまめにふき取 る。
室内
での
洗濯
物干
 室内に濡れたものを干
すと、家の中の湿度が高
くなり 結露の原因とな
る。
 室内に干さないのが原則。干す時は浴室の 窓を開け、入口の扉を閉めて干す。
 閉め切った浴室に除湿器または除湿器付き 乾燥機を置いて干す。
 換気をし ていれば室 内で干して 構いませ ん。


共働
きで
留守
の多
い家
 朝食や夜の食事で発生
した水蒸気を閉じこめた
まま外出・就寝すること
が多く、室内の気温が下
がると結露しやすい。
(温度低下 木造1
0℃、RC8℃)
 昼一日中換気扇を回しておくか、帰宅後各 室の窓を10 分ぐらい開け、外気を入れる。外 出時、除湿器をつけておく。  暖房を切 って1日外 出しても温 度低下は少 ない。(R C1℃、木 造5℃程 度)

礎・
土間
に断
熱の
ない
 夏の外気は26℃以下
になると結露するほど大
量の水蒸気を含んでいま
す。 基礎内部の土の温
度は20℃以上には上が
りにくく、基礎コンクリ
ートや土台の温度は露点
温度以下に下がりやすく
なります。
 土間や基礎のコンクリートに土の温度が伝 わらないように十分断熱されていないとき は、床暖房などでコンクリート表面温度が露 点温度以下にならないよう暖める。  土間や基 礎が断熱さ れているこ とを確かめ ましょう。

観葉

物・
熱帯
魚な
 加湿器と同様室内の湿
度を上昇させます。
 ヒートブリッジのある建物に熱帯魚の水槽 を置くと結露を促進します。
 冬の建物内の温度分布を調べ、湿度管理を 徹底しましょう。
 換気をし ていれば適 切な加湿に なります。
 梅雨時は 室内の換気 に注意して ください。


カビ・ダニ防止対策
原     因
対     策
 結露防止対策はカビ・ダニの発生
防止にも役立ちます。
 カビ・ダニ・結露の防止対策はよく似ています。上の結露 防止対策が充分にできればカビ防止対策も半分はできたよ うなものです。
 食品の中には多くの水分を持ち、 室内の湿度が適切でもカビが生える ものがあります。  餅や果物などは冷蔵庫に保管し、なるべく早く消費しま しょう。
 カビの生えた食べ物は室内に置かず、すぐに処分しまし ょう。
 エアコン内部にカビが発生すると
胞子を散布します。
 エアコンを冷房で使用後30分は送風運転し、室内機の 熱交換器を乾燥させる。
 使用開始直後に多くの胞子が吹き出されます。窓を開 け、吹き出されるカビの胞子を室内に篭らせないようにし ましょう。
 エアコンのフィルターを定期的に清掃しましょう。
 埃やごみには食べ物のカス、カビ
の胞子、ダニの死骸などカビダニの
繁殖の元が含まれています。
 定期的な清掃で住まいを清潔に保
ちましょう。
 週に1度は畳、絨毯、布団を清掃しましょう。
 カビを見つけたらアルコール、塩素系漂白剤で殺菌しま しょう。カビに一般の掃除機を使うと胞子を浮遊させま す。
 家具の隙間、家具の裏側、テレビの下など埃の溜まりや すいところを年に数回清掃しましょう。

 結露やカビの防止と言えば必ずと言っていいほど「換気が重要」と力説されています。冬の結 露は乾燥した外気を室内に取り込めば室内の水蒸気圧を下げ、結露し難くすることができます。 しかし、夏の結露は屋外の湿った空気を取り込むことで却って激しくなることがあります。
 特に温度の低い床下や地下室に結露がある場合、取り入れる空気が多量の水蒸気を含んでいれ ば必ず結露が激しくなります。
 6月から7月にかけて激しい結露でお悩みなら、是非info@sotodan-souken.comへご一報くだ さい。

 最も優れた結露・カビ・ダニの発生防止策は建物の中に大きな温度差を作らないことです。温度 が低い場所を造らなければ相対湿度の高い場所ができることもなく、カビやダニにとって繁殖し にくい場所になり、掃除も簡単に済ませられます。
  


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