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  快適な家造りのために 


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快適な家造りのために
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3-4木造建築物の断熱
3-5断熱と「省エネ・耐久」
3-6断熱仕様とQ値
3-7日本の気象と断熱工法

マニュアル

付録
付1断熱用語辞典
付2断熱材性能比較リスト
付3住まいと断熱の掲示板
付4M邸WEB見学会
付5RC外断熱工法と
 
【ご案内】 kitayajinさんの両面防湿内部通気型外断熱工法はTOPICSをご覧下さい


快適な家造りのポイント
冬の快適さ
断熱
 効率のよい空調をするために室内と屋外の間の熱移動を制限する必要があります。
 空気は熱を比較的伝えにくいよい断熱材です。しかし、壁の内部のような空洞では、熱は対
流と輻射によって空中を横断して失われます。
 断熱材は空気を綿状の繊維またはスポンジ状の物質により静止させ、対流による伝熱を止
め、同時に、空間を横切る輻射熱を減らします。
 断熱材の性能は熱貫流率または熱貫流抵抗で表されます。厚さが違っても同じ熱貫流率(ま
たは熱貫流抵抗)を持つ断熱材の性能は同じと言われています。
 しかし、コンクリート造など熱容量の大きな躯体を持つ建物では断熱材を使用する位置、つ
まり内断熱工法であるか外断熱工法であるかによって、室内温度の変動の仕方が大きく変わっ
てきます。外断熱工法では断熱材を厚くするほど外気温度の変動を室内に伝えにくいのに対
し、内断熱工法は断熱材の厚さに関係なく空調を掛けていないときは断熱のない建物と同様に
室温変動を抑える効果をもちません。


気密
 断熱材を有効に働かせるには、空気を閉じ込めなければなりません。繊維系断熱材は風や温
度差による空気の移動に抵抗する力をほとんど持っていませんから、外部から、また家の中か
ら通り抜けようとする風から守られなければなりません。
 空調された室内の空気が漏れ出すと空調負荷が増加するだけでなく、壁の内部で結露を発生
させる原因になります。


防湿
あらゆる形の湿気を防ぐことは私たちの家を耐久的で快適なものにするために重要です。外装
材、屋根ふき材および地下室の防湿のような部材は、液体の水から家を上手に保護します。
 水蒸気は気体になった水で、室内空間では均一な圧力になるように分布します。外壁の内装
材と外気の間では、室内と屋外の水蒸気圧の差と壁を構成する部材の水蒸気の透しやすさに従
って分布し、場所によって異なる露点温度を持ちます。
 もし、露点温度よりも実際の温度が低いところがあるとそこで水蒸気は液体の水になり、結
露が起きます。
 逆説的な表現になりますが、結露の起きる家では空気中の水蒸気が水に変わることで空気中
の水蒸気が失われ、室内は乾燥気味になります。

 低温部分に水蒸気が移動しにくくすることで、家の構造体を保護し、屋内の湿度を快適なレ
ベルに維持するすることができます。

 以上のように、断熱・気密・防湿は断熱材を有効に機能させるうえで不可分な関係にありま
す。


夏の快適さ
断熱と遮熱
 夏の日射は1uあたり1KWのエネルギーを輻射熱の形で運んできます。
 輻射熱を受ける建物表面で輻射熱のエネルギーは熱に変わり建物は暖められます。夏の暑さ
を凌ぐだけなら遮熱は建物を快適にする有効な手段になりますが、冬の寒さを防ぐことは出来
ません。
 遮熱することも悪いことではありませんが、輻射熱による表面温度の上昇を加味した十分な
断熱をすることが夏も冬も快適に住むことができる家を造る秘訣です。


  断熱以前の問題(1)
  =家の中に隠しサウナを持つ家=
 同じように断熱材を使っていても、家の造り方によって住み心地がまったく違うことがあり
ます。

 木造住宅では方形、寄棟の屋根を持つ家の多くがこの問題を抱えています。

 夏の日射を受ける屋根材の温度が上がると、次に小屋裏の空気の温度が上昇し始めます。暖
まった小屋裏の空気が屋外の空気と交換されていれば小屋裏の温度はそれほど高くなりません
が、屋根の高い位置に排気口がないと小屋裏の温度は家庭用サウナほどの温度になります。

 熱い屋根裏を持つ家では冷房をかけてもなかなか室温が下がりません。冷房を切るとすぐに
室温が上昇します。小屋裏の換気が悪いばかりに多大な冷房費を使わないと暮らせない家が多
くあります。

 このような家で夏を快適に暮らせるようにするには隠しサウナを撤去する必要があります。
軒先から外気を取り入れ、妻面又は棟から排気できるようにしたうえで、断熱の必要な部分に
きちんと断熱材を充填します。
 夏の暑さ対策に小屋裏の換気を改善したとき、断熱材の適切な取付をしないと冬の寒さがい
っそう厳しくなることがあります。夏も冬も快適な家を造るには小屋裏をきちんと断熱する必
要がありますが、隠しサウナを持つ家ではいい加減な断熱で冬に輻射熱を取り入れていたとい
う訳です。

 内断熱工法のRC建築物では屋外に露出した躯体コンクリートが熱せられ、木造住宅の熱い
小屋裏の空気と同じ働きをします。外気温度が下がった夕方から夜中にかけてエアコンを切る
と暑さを感じるのはコンクリート自体が「隠しサウナ」の役割をしているからです。


  断熱以前の問題(2)
 =断熱区画内部の気流は断熱性能を殺す=

 これは在来工法の木造住宅に特有の問題です。
 断熱材は繊維や気泡にとじこめた空気の小さな熱伝導率で熱エネルギーを移動しにくくした
材料です。

 同じ木造住宅でも、木枠の両面に面材を貼ったパネルを組立てる枠組壁工法(2×4工法)
が壁・床など部位ごとに閉じた空洞を持つのに対して、土台、根太、柱・間柱、桁・梁などを
組み立て、その表面に面材を貼り付ける伝統的木造在来工法では各部分の空洞が全体に繋がる
形になっています。

 冬に空洞の空気は室内側から暖められ軽くなって小屋裏へと上昇し、代わりに床下から冷た
い空気が昇ってきます。断熱材が室内から屋外への熱の流れを抑えようとしても、はるかに大
きな熱がこの上昇気流によって小屋裏へ運ばれ、更に屋外に放出されます。

 このような熱損失を防ぐためには床下と壁、壁と小屋裏など取り合い部分ごとに空気の流れ
を遮断する「気流止め」が適切にされて居なければなりません。
 外壁はもちろん、間仕切り壁も含めて全ての壁に床下から小屋裏への食う似の流れを止める
気流止めがされていることが断熱材の性能を生かすことになります。

 通常断熱材を入れない間仕切壁に気流止めがなかった場合、間仕切壁の中にも冷たい外気が
入ってきますから、どんなに外壁を断熱しても間仕切壁から断熱のない外壁と同じように熱が
失われていきます。


地球温暖化防止対策の???

 2005年2月に「京都議定書」が地球温暖化防止条約として発効しました。

 これを受けて政府は実施計画を立てましたが、その内容は待機電力の削減・冷房温度の高め
の設定など効果の疑わしいものばかりです。EUでは多くの国で建物の空調エネルギー削減の
ための目標値を設定し、新築建築物の断熱性能基準を設定するとともに既存住宅の断熱改修を
進めています。

 現在の地球温暖化防止条約の終了する2013年を過ぎれば省エネルギー対策の必要がなく
なる訳ではありませんし、更に厳しいCO2排出削減策が求められるようになるでしょう。そ
のときに今建てられている建物も省エネ改修を必要とされるとすればなんとも無駄なことをし
ています。


 既存の建物でノーネクタイの「クール・ビズ」を着て仕事をするのも結構ですが、日本の地
球温暖化防止対策には本格的な建築物の省エネ化が抜け落ちているような気がしてなりませ
ん。

 長期的に見ればいずれ化石燃料は枯渇します。「次世代エネルギーは燃料電池」との声も
聞かれますが化石燃料の枯渇までエネルギーの浪費を続けていいのでしょうか?

 電力・石油などエネルギー業界には本格的省エネルギー政策は痛手になると思いますが、私
たちは今、快適さを犠牲にせずにエネルギー消費を減らす道を探るべきではないでしょうか?


ランニングコストを減らす投資

 空調設備、調理器具、インターネットやデジタルテレビなどの放送通信設備、セキュリティ
に関する防犯設備、家を建てるとき、何か設備を増やすとランニングコストも増加するのが普
通です。

 ところが、断熱に掛けたお金は毎年のランニングコストを確実に減らしてくれます。断熱は
ランニングコストを減らす投資になります。

 建物を建てた後に断熱工事をやり直そうとすると壁や床の仕上材の解体や復旧に関する費用
が嵩むうえに、断熱改修するまでの期間高い空調費を払い続けなければなりませんから、初め
からきちんと断熱することが最も安上がりな方法です。

 良い断熱の工事費は少し高いように感じても毎年のランニングコストの差額が必ず初期投資
の差額を補ってくれます。


当社に出来ること
個人のお客様向け
webによる情報提供
 このwebページは断熱の良い建物を造りたい方が無料で断熱に関する情報を入手できるサ
ービスです。充分にご活用ください。
 webページの内容に関する一般的なご質問にも無料でお答えします。

インターネット有料相談
 断熱を含む建築計画、断熱改修計画に関するご相談に有料でお答えします。
 ご質問1回につき3,000円、5回まで10,000円を指定口座にお振込みください。
 (振込先は事前にお問い合わせください)

出張相談
 現地確認、施工業者や設計者と同席での簡単な技術指導・コンサルタント業務を含みます。
 15,000円/時間+遠隔地の場合交通費を申し受けます。

断熱コンサルタント業務
 設計者が決まっている場合、発注者の立場から包括的に設計を技術指導します。
 基本設計に入る段階からご相談いただくことで効果的な断熱設計が可能になります。
 コンサルタント業務の報酬は請負金額の2%を基準に難易度を考慮してご相談うえ決定しま
す。

設計監理業務
 一級建築士事務所として断熱を含む建物全体の設計監理をお引き受けいたします。



法人のお客様向け
コンサルタント業務
 断熱建材・工法の共同開発、断熱に関する社内研修・設計支援、営業受注支援業務を行いま
す。



 建築設計・監理業務 (一級建築士事務所)
 目標は年間5万円で空調できる家!!
 建設地の気候・立地条件と住む人のライフスタイルを配慮した戸建・集合住宅・その他
各種外断熱のコンクリート建築物、木造高気密・高断熱住宅を設計・監理します。
 既存建築物の断熱改修工事のアドバイスと工事監理をします。
 多くの建築設計事務所、工務店・建設会社は合理的な高断熱設計がどんなものか知りません。
 結露問題も勘と経験でクレームが来なければ良いと考えています。

 「外断熱工法」を看板に掲げた業者でさえ「『次世代省エネ基準』をクリアすればよい」程度の認識しか持っていないところが多いようです。
 合理的なコストでRC外断熱を設計するノウ・ハウが不足しているために「一旦外断熱で設計してみたがコストが高かったので内断熱に戻した」という依頼者の方、「外断熱を志向しているが、まだ施工実績がない」工務店・建設会社がたくさんあります。

 当社は室内環境と住み心地にこだわった家を造りたいあなたをご支援します。

 建築物理コンサルタント業務 (建築物理研究所)
 建築設計事務所・建設会社・ディベロッパーに、断熱設計の指導・コンサルタント社員教育・講習、営業活動支援業務を行います
 建材メーカー・素材メーカーから、外断熱に関連する建材共同開発業務を受託致します
 「良く勉強しているユーザーの方が設計事務所や建設会社より外断熱工法や断熱改修を知っている」そんなケースが増えています。
 今時代はRCの外断熱化に向けて、ゆっくり・着実に変化が始まっています。「外断熱なんて断熱改修なんて知らない・できない」では、業界での生き残りさえ難しい時代が来ます。
 新たに高断熱・外断熱に取り組む企業が、「高断熱・外断熱の時代」のトップランナーになれるよう支援します。

 「『断熱』というより『躯体を蓄熱体にする』ということですね。」外断熱の技術指導を受けたある設計者の感想です。
 この感想は的を得ています。
 外断熱化はコンクリート躯体を蓄熱体にして熱を外に逃がさないことですから、内断熱の断熱材を躯体の外側に移動させただけでは断熱が必要な部分を完全にカバーすることが出来ません。
 当社の外断熱コンサルティングは外断熱の原則を踏まえて快適でローコストな住まい造りを応援します。

建築物理学とは
 日本の建築環境工学と類似の分野を扱うヨーロッパの学問系統です。
 日本の建築環境工学の温熱分野が断熱仕様を与件として建築物内部の室内気候と空調設備の設計に偏ったアプローチをするのに対し、建築物理学では建物全体の熱と水蒸気、断熱と空調をトータルに最適化します。
 比較的暖かい日本で建物のエネルギー消費が大きく、寒いヨーロッパでエネルギー消費が少ない原因は建築物理学と建築環境工学の姿勢の違いにあるのではないでしょうか?

 協力設計事務所・建設会社募集のお願い
 このサイトをご覧になった全国のユーザーの方から、「近くの信頼できる建設業者・設計事務所を紹介して欲しい」との依頼が来るようになりました。
 このサイトの断熱・透湿理論を理解し、安心してお客様にご紹介できる建設業者・設計事務所はまだほとんどありません。
 そこで、当社の指導のもと建築設計業務を担当していただける協力建設業者・設計事務所を募集いたします。

 初めてのことで詳細な募集要項はまだありませんが、当面都道府県または人口 100万人前後の地域に1社以内となるように絞らせていただきます。

 応募はこちらのページからお願いします。


 その他
 ユーザーに対する外断熱・高断熱住宅の普及・啓蒙活動
    (杉並区を中心に東京都西部において講習会・勉強会の開催を進めます) 
 建築設計に関するセカンドオピニオンをお受けします
 外断熱に取り組む設計事務所・建設会社のグループ、賃貸マンションマンションオーナーの勉強会開催に協力します
 日本の断熱工法は多くの問題を抱えています。設計者任せの家を造れば、 いくら空調費をかけても快適に暮らすことのできない「世界で一番寒い家」が出来上がります。
 ユーザーの皆様! もっと「快適な家」造りをしましょう。


会社概要

会社名 
  有限会社 
日本外断熱総合研究所
所在地 〒167-0053 東京都杉並区西荻南1-1-17
TEL・FAX 03-5932-2115
e-mail  info@sotodan-souken.com 
 URL http://www.sotodan-souken.com/
代表者
取締役社長 加 藤 清 彦
一級建築士事務所 東京都知事登録 (1) 48712号

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