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Q:2
現在建設中の外断熱マンションに入居予定のものです。
「躯体と断熱材の間に空洞部分があると断熱材の性能が発揮されない」とのことですが、コンクリートと断熱材との間に、空洞があったとしても、そこに直接外気が入らないように、断熱材が隙間なく施工されていれば、断熱性能の低下は起こらないのでしょうか?
それとも、空洞は出来る限りなくし、密着させる必要があるのでしょうか?
現場の状況は次のとおりです。
ピロティ駐車場の天井部分(=2階住居の床下の外側)に125mmの断熱材をピンで躯体に留めているのですが、そのピンの間隔が広すぎるのか、見上げると断熱材が撓んでいる部分がありました。
A:2
断熱材の性能は熱伝導以外の熱の動きがないことを前提に計算されています。空洞があるとそこで空気が対流を起こし熱損失を増加させます。
「躯体と断熱材の間に空洞部分があると断熱材の性能が発揮されない」は、断熱サイディングなど躯体から離されて施工される断熱工法の問題点を指摘したものです。
断熱材の性能は熱伝導以外の熱の動きがないことを前提に計算されています。空洞があるとそこで空気が対流を起こし計算値よりも熱損失が大きくなります。
断熱サイディング工法以外でも、湿式外断熱工法でモルタルを使って断熱材を張る場合や、通気層工法の外壁支持金物の周りに空洞があるケースなど、躯体と断熱材の間に小さな空洞ができるケースがあります。
これらの場合、
@ 空洞と外部の間で空気の出入りがないこと
A 空洞と外部の間に断熱性能の弱い部分がないこと
(断熱性能の弱い部分=断熱材が薄い、金物が断熱材を貫通など)
が望ましいのですが、通気層の金物周りにはいくらか隙間ができてしまうのも事実です。
躯体と断熱材を密着させる目的は対流による熱損失を防ぐことですから、断熱材が密着しない部分があったとしてもその大きさが小さく限られている必要があります。
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