内断熱工法と外断熱工法のはじめにご紹介している内断熱工法と外断熱工法の温度変
化を示す図からも明らかなように、充分な断熱性能を持つ外断熱工法の建物の室温は最も暑い
時期2週間ほどの日平均気温程度までしか上昇しません。
しかし、昨年7月から8月にかけてのように連日熱帯夜が続く場合には僅かな期間冷房を使
用しなければ室温が28℃を超えることになります。
当社が8月1日に出願した特許は、猛暑の夏でも外気温度が室内温度を下回る夕方から夜間
にかけて、5〜20回/Hの換気回数で室内に外気を取り入れ建物内部から外断熱建築物の躯体
を冷却し、冷房を使用することなく快適な室内環境を実現しようとする「究極の省エネ策」で
す。
政府は地球温暖化防止条約(京都議定書)の発効を受けて、「冷房を28℃に設定しノーネ
クタイのCool-bizで仕事をしよう」と一大キャンペーンを展開しています。
今回当社が特許を出願した理由は、「外断熱工法を使えば室温を28℃にするには冷房がほ
とんど不必要なばかりでなく、換気方法を工夫すれば更に低い室温で快適に暮らせることを多
くの方に知っていただきたいと考えたからです。
下の図は特許出願用に準備した資料のひとつですが、昨年のような猛暑でも外気温度が下が
ったときに5〜20回/H換気すれば、室内最高気温を27℃程度までに押えることができます。
室温が外気の影響を受け難い外断熱工法の建物は外気温度が上昇しても室温はなかなか上昇
しませんが、外気温度が低下しても室温を低下させにくい性質があります。「それならば、外
気温度が下がったときに外気を室内に導入して躯体温度と室温を直接冷やせばいいじゃない
か!」という極めて単純な発想を特許出願したものです。
換気回数が少ない場合、躯体表面の温度だけしか下がらないので大きな「リバウンド」が見
られます。換気回数が大きくなるほどリバウンド量は少なくなります。
このシュミレーションにあたって、夏型結露を避けるため躯体温度を23℃以下に下げないと
いう条件をつけています。7月初めの室温をもう少し下げておけば夏の盛りの結露を避けて室
温をもう少し下げることができたかもしれません。
今回出願した特許に関するお問い合わせはこちらからお願いします。
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