RC外断熱の家って凄いっ!! ・しっかり断熱できるから ・熱容量が大きいから ・温度のバリアフリー
 ・建物が長持ちするから ・もっと凄い企画、進行中
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付録
付1断熱用語辞典
付2断熱材性能比較リスト
付3住まいと断熱の掲示板
付4M邸 WEB見学会
 
4.
      湿度の変化が少なく、結露が起きない。
      木材の湿度変化による伸縮が少ない。
      冷え性や寒さが原因の疾患に罹りにくい。
      衣服で体温を調節する必要が少ない。
      早寝・早起きになる。
      ヒートショックになりにくい。
      建物が長持ちする。

RC外断熱はどこでもいつでも快適温度

3-1 湿度の変化が少なく、結露が起きない!
    温度が一定の家は湿度のばらつきも小さくなります。

 外気の湿度(相対湿度)は昼間気温が上昇すると下がり、夜気温が下がると上がる傾向があります。夜中に雨も降っていないのに夜露が降りたり、冬の朝車のフロントグラスやボディに霜が降りるのも気温が下がるにしたがって空気中の水蒸気が液体または固体に形を変えたものです。

 室内でもこれと同じことが起ります。
 あるところで相対湿度が60%だったとすると、気温が約8℃低いところでは結露を始めます。相対湿度が50%だったとしても、気温が約11℃低いところがあると結露を始めます。

 8℃、11℃も余裕があれば結露やカビは防げるだろうと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、結露がなくてもカビは充分に広がる力を持っています。相対湿度が80%以上の状態が毎日3時間以上続くだけでカビは繁殖を始めます。

結露させないことから、相対湿度を80%以上にしないことに目標を変えれば、先ほどの温度管理目標は空調室の相対湿度を60%にするなら、5℃以上低い温度の部屋を作らないこと、50%にするなら8℃以上低い温度の部屋を作らないようにしなければなりません。

 内断熱工法の建物では空調室の上下温度差が5℃あることを考えるとカビや結露を避けるための温度管理は1階の床周りで特に入念にチェックをする必要があります。


 外断熱工法の建物内部では各階の上下温度差は1℃以内。特定の階や部屋だけでだけで空調していても建物内の温度差は3〜4℃以内に保たれ、室内を60%に加湿しても結露やカビの発生を許佐内範囲で室内を快適な環境に保つことができます。



3ー2 木材の湿度変化による伸縮が少ない。
 ほとんどの建物で床や建具に木材製品が使われています。

 多くの自然素材には平衡含湿比と呼ばれる相対湿度に応じた水分保有比率があります。
 木材は絶対乾燥状態で重量比2%前後、相対湿度 100%で重量比20%前後の水分を細胞中に取り込みます。

 重量比20%もの水分を吸湿したり吐き出したりすると木材は伸縮を繰り返し、窓枠の継ぎ目が口を開いたり、ドアと建具枠が擦れてギーギーと音を立てたり、季節によって床が鳴ったりと不快な現象が現れます。

 外断熱工法のRC建築物では温度分布域が狭いために場所による湿度の差が小さく、木造造作部分で不都合が現れることがほとんどありません。



3-3 冷え性や寒さが原因の疾患に罹りにくい。。
      衣服で体温を調節する必要が少ない。
      早寝・早起きになる。
      ヒートショックになりにくい。
 人にやさしい家が造れます。

 温度湿度が安定した家は木製のドアや家具にだけ優しいわけではありません。

 外断熱のRC住宅に住むようになって健康状態が改善したという、多くの方にお目にかかりました。
 風邪を引かなくなったとおっしゃる奥様、お子さんの喘息の発作が軽くなったとおっしゃる呼吸器の専門医、高齢のお母様のリウマチが治ってしまったとおっしゃる整骨師、専門家の方々はそれぞれ「すべての変化の理由を家だけに求めることはできない。」とおっしゃりながらコメントしてくださいました。

 そのほか乾燥肌や冷え性など様々な疾患が快方に向かったというお話があります。

 ※ この手の話には必ず「薬事法違反ではないか?」という指摘が付いてきます。
  「こうして病気が治った」と言いたい訳ではありません。むしろ、「これまでの内
  断熱工法の住宅が万病の元になっている」と言いたいのです。


 俗な話に戻りましょう。「これまでの家では、朝、目を覚ますとしばらく暖かい布団から出たくなかった。二度寝をするのが好きだった」という話があります。
 家全体が暖かくなると、冬でも春でも同じ布団で寝られるようになります。暖かいのは布団の中だけではなくて家全体ですから、「目が覚めるとパジャマのまま裸足でダイニングまで降りられる。家の中が寒くないので冬でもスリッパを履かないし、靴下も出かけるときに履く」という生活が板についたようです。

 家の中で冬の普段着は完全に要らなくなっています。
 Mさんの家では2階の廊下にタイルを張っています。冬はいかにも寒そうですが、一度歩いた来客は意外な暖かさに「床暖房が入っているんだ!」と驚きます。

 でも、実は床暖房はありません。

 こんな家ですから、ヒートショックなどにも一番縁がなさそうです。

 次の図は室内温度の望ましい温度分布と冬の温度分布の実態を示したものです。
 居間や台所は暖房中にかろうじて望ましい温度に近づきますが、寝室、浴室、トイレなどは理想的な温度から大きく乖離していることがわかります。


 RC外断熱の住まいでは普通に空調するだけで建物全体がほぼ均一な温度分布になるのでヒートショックなどが起きにくい家になります。



 トピックスには家庭内の溺死事故の発生率の国際的比較を載せておきましたがここでは都道府県での比較を載せました。

 人口10万人あたりの浴槽内溺死の発生率を都道府県別に比較すると、最も高い新潟で5.8人、最も低い沖縄で0.08人と危険率の差は72.5倍になります。
 また、1月でも平均気温が16℃という沖縄に対し、福井、富山、山形など冬の寒さが厳しい地域で発生率が高くなっています。
 一方、全館暖房が普及している北海道では、冬の寒さにもかかわらず、発生率は10万人あたり1.39人と、47都道府県中低位ベスト10に入ります。 

 室内温度差の小さい家を定着させることでヒートショックを減らせる良い例です。



 入浴中の死者数は12月から3月の気温が低い時期に集中しています。



3-4 建物が長持ちする!
    温度差が長持ちに関係あるの?
 一つ前の項目で、「外断熱工法のRC住宅は住む人の健康にも優しいんだな!」と納得した方も、ここの項目を読んで「んっ?」、と思っているかもしれません。

 このことがわかるにはもう少し「コンクリートはどうして劣化するか」について説明する必要があります。

 外断熱工法がコンクリートの劣化を防ぐものなら、内断熱工法で建てた建物より外断熱工法の建物はずっと長持ちすることになります。


コンクリート
 コンクリートとはどんなものでしょうか?
 コンクリートはセメントと骨材(砂利・砂)を混ぜ、水と化合させて固めた無機化合物です。セメントの主成分は石灰・アルミナ・石膏などでコンクリートはアルカリ性を示します。


化学的劣化
 コンクリートの劣化には化学的劣化と、物理的劣化があります。化学的劣化はCO2(炭酸ガス)や酸性雨がセメント中の石灰などアルカリ成分を溶かし出す反応で中性化と呼ばれています。石灰を溶かし出されたコンクリートはスポンジ状の空洞ができて圧縮強度を減らすほか、内部の鉄筋を錆から守る力を失います。


物理的劣化
 もうひとつのコンクリートの劣化は物理的劣化と呼ばれるもので、山で岩石が砕けて砂利や砂になるのと似た過程で劣化します。
 コンクリートの温度変化が大きいと、膨張・収縮量も大きくなります。膨張・収縮に伴って温度応力が発生し、開口部の隅など力の集中する場所にクラックを生じます。


クラックと雨水
 化学的劣化と物理的劣化が複合してコンクリート構造体に働くとコンクリートは急速に劣化します。
 皆さんの身の回りにコンクリートの舗装やコンクリートブロックがあって、雨に濡れるところと濡れないところがあれば良く見比べてください。
 雨に濡れるところでは骨材だけが表面に残ってセメント分が洗い流されていませんか?
 雨水は硫黄酸化物・窒素酸化物を酸性雨としてコンクリートに作用させるほか、炭酸ガスを溶かしてコンクリートに反応させます。コンクリートにクラックがあると、化学反応はコンクリートの表面だけでなく、クラックの中からもコンクリートを劣化させます。


外断熱工法
 外断熱工法の建物の躯体は夏から冬を通じて室温と同じ温度に保たれ、年間に20〜28℃の10℃未満の範囲で温度変化をするだけです。
 一方、内断熱工法の建物の躯体は夏の太陽に炙られると60℃近い高温になり、冬にはその地域の最低気温まで低下します。
 東京あたりでは内断熱工法の躯体は外断熱工法に比べて6倍も大きな温度変化を経験することになり、外断熱工法の6倍も伸縮するので大きなクラック発生リスクを抱えています。

 さらに、内断熱工法の躯体は外気に剥き出され、直接雨水に濡れます。(タイルが張ってあれば、吹き付けタイルを使っていれば大丈夫?)

 タイルの裏側に雨水や結露水が流れていることは白華(エフロフレッセンス)が証明しています。

新築直後に壁にエフロフレッセンスの出た分譲マンション

 厚い断熱材で覆われた躯体を持つ外断熱工法のRC建築物は躯体の温度変化を小さく抑えるうえに、雨水がコンクリートを劣化させるのを防ぐので、コンクリートの耐力を長く保つことができます。

 分譲マンションでは12〜15年周期で大規模修繕工事を行い、大きな費用を掛けて外壁補修をしています。
 クラックから雨水が浸透し、鉄筋が錆びるようになると経済的に補修する術がなくなるのでクラックに樹脂などを充填して劣化をくい止めることが大規模改修工事の外壁補修の目的です。
 もうお判りだと思いますが、外断熱工法の建物では修繕の必要も小さくなります。





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