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人間は有史以来地球の資源を開発してきました。
特に産業革命以来、石炭・石油・原子力などのエネルギー資源、鉄鉱石などの金属資源を手に
して資源を消費しています。
今日本で消費される資源は水や土空気を除いても年間22億トンと言われています。
一人当たり約2トンの資源が使用され廃棄物となって処理されあるいはリサイクルされていま
す。
石炭が大昔の植物の死骸から、石油が動物の死骸から作り出されたものであることはよく知ら
れていますが、鉄鉱石や石灰岩など私たちが無機物だと考えているものの中にも動物や植物など
太古からの生命活動の結果地球が蓄えてきた資源と考えられるものがたくさんあります。
鉄鉱石のあるものは植物が作り出した酸素と鉄が酸化鉄になって沈殿したものですし、石灰岩
は珊瑚など動物の死骸が堆積したものです。
地球上がまだ過酷な環境で原始生物しか生きられなかった時代に生み出された資源を私たちは
使っていますが、地下深くに眠っていたエネルギー資源や金属・非金属資源を、産業革命から2
00年余りで間もなく枯渇させるほどの勢いで開発してきました。
そしてその廃棄物として重金属や放射性元素、そしてCO2などが資源を利用する前よりも有
害な状態で廃棄されています。
「廃棄物が有害な形で廃棄されている」と言えば「そんなはずはない。それぞれ安全な廃棄物
処理の方法が定められているはずだ」と反論されるかもしれませんが、廃棄物の最終処分場に堆
積されているものが安全で無害なものだと考えている人はほとんどなく、廃棄物処分場の近くに
住みたいと考えている人は皆無といってもいいでしょう。
人間は地球が生み出してきた資源を利用しながら豊かな暮らしを築いてきました。しかし、あ
ちこちに埋められた廃棄物は将来への「つけ」になっていますから、本当に「豊か」な暮らしを
築いてきたかどうかは環境問題に対する取り組みとその結果で評価されることになるのでしょ
う。 |
資源を有効に使うことが環境問題の解決策です。
私たちは産業革命以前のように機械やエネルギーの力を借りずに、人間や動物の力だけで、ものを作ったり運んだりする社会に戻ることは出来ないでしょう。
重金属など汚染物質をまったく使わないことも多分考えられないと思います。
人間自体が地球の表面に廃棄物という名の毒素を撒き散らすバクテリアや病原菌のような存在であることを自覚し、なるべく私たち自身の生存を阻害しないようにしようとするなら、次に挙げる三つが環境に対する負荷を減らす手段になります。
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1. |
資源を節約しながら物を生産・消費する |
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2. |
生産したものは出来るだけ長く使う |
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3. |
生産・廃棄するときに資源をリサイクルし、環境への排出を最小限に抑える |
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おそらくこれ以外に環境を保全する手段は見当たらない筈です。エネルギー資源は原子力を除くとリサイクルできないものがほとんどです。
生活者・消費者の立場で環境問題を考えるとき、資源の節約に相当する行為は例えば節水型の便器やシャワーを使うこと、空調効率を高めるためによく断熱することなどです。
人間活動は様々な意味で環境に負荷を与えることになりますが、その負荷を減らし、人類の未来を明るいものにすためにも徹底した環境維持のための対策が望まれます。 |
地球の歴史はほとんどが寒い氷期です
人類が活動するようになった時期は第四間氷期、地球の歴史では珍しく温暖な時期です。
地球には何回か温暖化の歴史がありますが、いずれも大気中の二酸化炭素濃度が上昇した時期と重なっています。
今回の温暖化は産業革命以降促進されたこと、人間によって森の伐採が進められたことなど自然のサイクルと人間活動の影響が相乗的に関係したものと考えるべきもののようです。
将来にわたって私たちの生活を安全に維持していけるようにするために環境対策は重要です。 |
住宅や建築環境の話から横道に逸れますが
資源のリサイクルについて新しいページを起こして考えてみたいと思います。
「リサイクル」と言うと資源が廃棄され、また資源となって社会を循環するイメージがあります。
家電リサイクル、自動車のリサイクルなど様々なリサイクルの制度が作られましたが、果たして資源は循環しているのでしょうか?

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